それではやっていきましょう。
⚠️カフェを経営している方、本日からコーヒーを売ってはいけません。
はい。売らないでください。ある意味の緊急事態宣言でございます。
そうでなければ、お店が潰れます。という事ですね。
今回の記事のキーワードはこれです。
ブランディング
しっかりとしたブランディングをしなければ、どんなに良い商品やサービスでも売れません。
ブランディングにより、どういう風に違いを作り出すか。
ここで頭に入れておきたい事があります。
①Marketingは自ら特定の人に思いを伝える事
②Brandingは相手から思いを伝えてくれる事
全く別ものとして考えてください。
相手から来るなんて勝ち確定ですね。笑
以上を踏まえ、これから本題に入っていきます。
ビジネスのブランディングは大きく分けて4つ
①コーポレートブランディング
どう繋がるか。会社の信頼に繋がるブランディング。
ex)ホームページ、ロゴ
②プロダクトブランディング
何を売るか。商品に関するブランディング。
ex)価格、材料
③マーケティングブランディング
どう広めるか。どういうチャネルに出すか。
ex)ターゲット、メディア
④セールスブランディング
どう売るか。
ex)販売方法、顧客選定
はい、これらを一つずつ解説していきます!
①コーポレートブランディング
「 競合を把握するが、競合を作るな。」
そのためにある明言をしてください。
90%
Googleの売り上げの90%は広告収入です。
ですがGoogleは
「 広告会社であるが、広告会社でない。テックカンパニーだ。 」
と明言しているんですね。
これが何を表すのか。
この明言により競合を作らないようしているのです。
もし「 広告会社だ 」と明言してしまうと他広告と価格比較され、
負のスパイラルに陥り、倒産してしまいます。
②プロダクトブランディング
利益を最も残すためには。を考えてください。
あなたはカフェを経営しています。コーヒーをいくらで売りますか?
アンケートの結果一杯500円だと100人全員が購入し、
1,500円だと一人も購入しないという結果でした。
そうすると誰もが500円でコーヒーを販売しようとしますが、
絶対にその価格で売らないでください。
最初に述べた「 利益を最も残すためには 」が重要なのです。
一杯のコーヒーを入れるのに300円のコストがかかると仮定します。
売上 500円×100人=50,000円
コスト 300円×100人=30,000円
利益 50,000円−30,000円=20,000円
売上 1,500円×0人=0円
コスト 300円×0人=0円
利益 0円−0円=0円
売上 1,000円×50人=50,000円
コスト 300円×50人=15,000円
利益 50,000円−15,000円=35,000円
見て下さい。500円と1,500円を結んだ時、最も利益が残るのは一杯1,000円の時なんですね。
アンケートを通して、
お客様の購買数と価格の適正価格を把握することが重要です。
しかし、コーヒーの相場は500円の事実から1,000円の価値を見出すには何かしらの付加価値が必要です。
ブランディングとは
付加価値を体験させたり、伝えたりすること
これを踏まえ、コーヒー一杯1,000円の価格で販売するための付加価値を考えていきましょう。
スタバで良い例があります。
一杯1,000円のコーヒーがあり、豆を目の前で挽き
挽いたばかりの香りをいちいち体験してもらうのです。
ひと味普通のコーヒーと違った感覚がしますよね。
このように、付加価値を体験させ違いを作ることが大切なのです。
ここで店舗でのブランディングで価格を上げるための付加価値を3つ
ご紹介いたします。
空間付加価値 ex) 店内の雰囲気など
商品付加価値 ex) 高くても良いものにこだわるなど
サービス付加価値(エンターテインメント性)
ex) 先ほどのスタバの話
唯一無料ででき、最も効果のある付加価値です。
どれだけお客様をワクワクさせるかが重要です。
③マーケティングブランディング
コーヒーはコーヒーでも。
スタバは500円。マックは100円。
違いはフランチャイズ(Yes or No)
フランチャイズの場合、商品の価格は決まっているため回転率を上げるために席数を増やします。
結果スペースが無くなりゆったりできません。
それを嫌うスタバはフランチャイズ No
ゆったりとした空間付加価値
によって一杯500円のコーヒーで販売できているのです。
どういうチャネルに出すかや、どういうデザインにするかもあるが
このようにブランディングやステートメントを作るためにはフランチャイズ(Yes or No)の構造がある。ということです。
④セールスブランディング
ブランディングとは
商品やサービス以外のもの( 付加価値 )をPRすること
例えばコーヒーの焙煎機の販売をしたい場合。
カフェで実際に焙煎体験イベントを開催してみてはいかがでしょうか。
体験後に「 実はこれ売っているんですよ。 」
なんてさらっと言ってみると良いですね。
一歩手前の売り方が重要
以上!ブランディングについての記事でした!