皆さんはプレゼントとは「話すことだ」と思っていませんか?
違います。プレゼンは単に話すことではなく
動かすこと
であり、そのプレゼンで何をしたいのか?目的は何なのか?
を明確にすることが大切です。
つまり、サービスを理解させて動かすまでがプレゼンということです。
さあ、聴き手を動かすまでがプレゼンと分かったところでまずはAgendaから。
Agenda
聴き手を動かす3STEP
ストーリーライン
ソリューションファースト
スライドの作成
TPO理解
プレゼンの立ち振る舞い
プレゼンの話し方
ブレットポイント
聴き手を動かす3STEP
ここでは3つのステップであなたのプレゼンを最高のものにします。
STEP① 目的 (何を)
STEP② 聴き手理解 (どのように)
STEP③ リード ①②動かす
STEP① 目的 (何を)
まずは目的を 5W1H で明確にしましょう。
( What )テーマは何?
( Why )どういう経緯?
( How )どのように?
( Whom )誰に? 特に重要な聴き手は誰?
( When / Where )いつ?どこで?
何をするにもWHYを考えることです!!
STEP② 聴き手理解 (どのように)
これを誰に理解してもらいたいのか?
ex)
平社員 → 作業の効率化、面倒作業削減
中間職 → 売り上げ、即時性など責任の解決に重点を充てる
社長 → 長期的な安定、コスト削減
その人の**責任を考えて ( Whom毎の ) **プレゼンするようにしましょう!
誰と話すのか?また、その人は何の責任を持っているのか?
5W1Hで書き出し、必ず営業に行く前にそれを明確化しましょう。
STEP③ リード ①②動かす
理解した相手をどう動かしたいのか?
人の集中力は30分しか保ちません。
そこで何を伝えるか?という順位付けをし、30分以内で全てを伝えられるプレゼンをしましょう。
Whom毎に刺さりそうな内容を順位付けし先に伝えましょう。
そして、その後に根拠を述べるようにしましょう。
よし、これで明日のプレゼンも完璧だ!
と思ったあなた!ここからです!ここからが重要なのでしっかりと読んで自分のものにして帰ってください。
ここでも登場
ストーリーライン
→ストーリーをどう伝えるかで全く印象は違ってくるので、独自のストーリーテリングをしましょう!
ストーリーテリングなんて聞き飽きたよ!
と言っていませんか?
忘れていませんよね。先程述べた、人の集中力は30分。
ソリューションファースト
解決から先に説明をし、「何故なら」と理由として機能などを述べましょう。
→聴き手が知りたいことになるべく早く伝えましょう!
それにより Attention get!! → talk !!
また聴き手の知りたいことで Attention get!! → talk !!
の繰り返しで伝えたいことは集中力の続く最初の30分で終えるようにしましょう。
おっと、忘れていませんでした?スライドのこと。
スライドの作成方法
1スライド1メッセージ!!
→細かいことをスライドに書いても読まれることもないですし、伝わりにくくなり逆効果です。
ですが、悪魔でもスライドは補助なので暗記しておきましょう。
忘れていました。スライドではこれが一番重要なのです!!
資料作成前に必ずTPOを書きましょう!
TPO ( Time Place Occasion )
Time ( 時間 )
Place ( 場所 )
Occasion ( 場合 )
「時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分け」
が欠かせません。Whom毎に目的を変えることと同じように重要です!!
1スライド1メッセージの決まりは覚えていますね?
そこでもう一工夫!!
タイトルではなく、メッセージを!
と言うことです。
具体的には、タイトルを読むだけで何を伝えたいかすぐに分かるようにすることです。 ex) 日本のGDP〇〇年連続〇〇%減少
「言葉のことは分かった。図やグラフはどうするんだい?」
→ できるだけチャートはあった方が良いですが、ない場合は箇条書きで簡潔にしましょう。
ここでもう一つ差をつけるべきテクニック!
コンクルージョン(結論)をグラフに入れましょう!
単に折れ線グラフを載せるだけでなく、具体的に「〇〇年連続〇〇%上昇!」などとグラフ内にコンクルージョンを入れましょう!
*スライドにはアンカーを付けて聴き手が迷子にならないようにしましょう。
はい!どうでしたか?
実はあと30秒分だけあります。。。。
あるのですが、一旦ここで深呼吸してください。
はい!いきましょうラストスパート!!!
プレゼンの立ち振る舞い
常に前後左右に動き続けることで、みんなの視点を自分に当てさせましょう!
→止まっていると他のところに視点が行ってしまい、集中が切れてしまいます。
①アイコンタクト ( 1人あたり1~2秒 )
必ずローテーションでできる限り全員に目配せしましょう。
②スクリーンを見ない
パワポの開発者モードで次のPを頭に入れておく。資料は悪魔で補佐ですので、ある程度は暗記し自身の目の前にモニターを置き開発者モードを活用しましょう。( 目線はみんなに配ったままで!)
プレゼンの話し方
以下の三つに注意して話しましょう!
・ひげ言葉
・瞬間前置き
・3つの定義
[ひげ言葉]
ひげ言葉をなくしましょう。
ex)「あのー」「えー」
もちろん暗記をしてプレゼンに臨むことは当たり前ですが、どうしてもひげ言葉が出てしまうことがあると思います。
ひげ言葉ではなく、「間」として空間を有効活用することをお勧めします。
[瞬間前置き]
今から面白いこと言うぞ!と言う前置き言葉を入れましょう!
今回の記事では、これまでに何度かここが一番重要です!と言ってきました。Attention getです。
10秒 前置き
5秒 結論
10秒 根拠3点
で結論を簡潔に述べましょう。
何故根拠は3点なの?
[3つの定義 ( 信頼度 )]
根拠の数による信頼は以下の通りです。
1個 66%
2個 75%
3個 80%
3つ述べることによって信頼度が80%を越えることから、お勧めしております。
はいはい。やっと最後です。
最後にこれだけ持って帰ってください!!
ブレットポイント ( Bullet Points )
→ 箇条書き ( キーワード ) によるコミュニケーションを心がけましょう!
簡潔に理解しやすいように、箇条書きであったりキーワードを使用したりしてプレゼンをしましょう!
現代社会では、箇条書きは英語や会社、ロジカルシンキングと同じくらい重要と言われています。
どれだけ伝えたいことを厳選して、簡潔に伝えるかが鍵ですね。
いかがでしたか?
これで明日からの皆さんのプレゼンに磨きがかかることを期待しています。