本日は、汚染された湖の浄化に挑む日系ペルー人「マリノ・モリカワ」さんのお話です。
ある研究によれば、世界の約40%にあたる湖と川が過度な汚染状況にあるといいます。
驚いたことにモリカワさんは筑波大学の博士課程で水環境保全の研究をしていたにも関わらず、湖を綺麗にするために休学し、銀行にお金を借りてまでひたむきに努力をされていました。
そして、遂にモリカワさんはユニークなある解決策を。
その解決策とは、ある粉を湖に入れると汚染された粒子を引き寄せ水面に浮かばせるというユニークな解決策だったのです。
それも、たったの15分間です。
「凄い!けれども、その粉って?」
そう思いますよね。
実はこの粉。
食べられるんです。
何故なら、100%オーガニックだからです。
皆さん!話はここからですよ。
これほど素晴らしい発明をしたモリカワさんの挑戦は止ることを知りませんでした。
なんと、幼少期に過ごした近所の総水量約1トンもの湖をバイオフィルターと生物学を駆使し、寄生虫やバクテリアなどによって汚染されていた湖を180度転換させ、驚くほど綺麗な湖の姿を取り戻したのです。
それにより湖には鳥が帰り、人も帰ってきました。
モリカワさんに湖に美しさを取り戻す秘訣を聞くと
「もちろんナノテクノロジーも使うが、湿った土地や自然の習慣を利用するんだよ。」
と言います。
しかし、こうした汚染改善には多額の資金と多大な労力が必要になると言います。
ところがどっこい。モリカワさんはまさにビッグな男だったのです。
なんと現在はペルーNo.1の大きさを誇る湖「チチカカ湖」に挑んでいます。
皆さんも聞いたことがあると思いますが、チチカカ湖とは琵琶湖の実に12倍もの面積を誇るだけでなく世界一の標高にあるため挑戦自体が過酷そのものなのです。
ノーベル賞受賞をゴールとし、ペルーの環境行政から数百万ドルもの支援金を受け大学院チームの全員と共に特許技術を駆使し「チチカカ湖」
の浄化のためにモリカワさんは今日も奮闘されています。
ビッグな男は今日も環境保護に取り組んでいます。
皆さんは今日、どんな環境保護活動をしましたか?
私は買い物したものをビニールに包んでもらうことなく、リュックを持参し入れて帰りました。
当たり前のことを当たり前に。
それでは。