習慣-Habits

何故、人は三日坊主で終わるのか

note2,000日以上毎日投稿する僕が考える『習慣化術』

https://note.com/nagyaron

三日坊主は何度繰り返してきた。
筋トレ、早起き、勉強、副業、読書…数えきれないほど「始めて」「やめて」を繰り返してきた。

「自分はなんて意志の弱い人間なんだろう」

ずっとそう思っていた。

しかし、noteを2,000日以上毎日投稿してきた今ならはっきり断言できる。
三日坊主は、あなたの意志が弱いからではない。

人間の脳の仕組みがそうなっているだけ


三日坊主は「自然な反応」

人間の脳は、とにかく「楽をしたい」「エネルギーを節約したい」という性質を持っている。
これは怠けているわけではなく、生き延びるために備わった本能だ。

新しいことを始めるとき、脳はこう考える。

「これは今、本当に必要なのか?」
「いつものやり方で十分じゃないか?」
「変わるのは危険じゃないか?」

これが「三日坊主」の正体だ。

実際、何かを始めたとき最初の3日間は、脳が最も強く抵抗する期間だと言われている。

だからほとんどの人は、やめる。

あなたも、僕も、例外じゃない。


「やる気」に頼ると必ず失敗する

多くの人がやってしまう間違いがある。
それは「モチベーション」を前提にしていることだ。

・やる気が出たらやる
・気分が乗ったら続ける
・時間がある日にやる

これは、ほぼ100%失敗する。

なぜなら、やる気は感情だから。

感情は、天気のように変わる。
昨日は晴れていても今日は雨、というように。

やる気に任せるというのは、
「雨が降らなかったら頑張る」
と決めているようなものだ。

それでは、続くわけがない。


僕が2000日以上続けられた理由

僕は、noteを2000日以上、毎日更新し続けている。
それは「すごい」からでも「ストイック」だからでもない。

やったことは、たった一つ。

「1行だけでもOK」と決めたことだ。

高熱が出た日もあった。
吐くまでお酒を飲んだ日もあった。
仕事で帰りが日付を越えそうになった日もある。

それでも、スマホを開き、たった1行だけ書いた日がある。

その1行が、こう思わせてくれた。

「今日も、自分を裏切らなかった」

この積み重ねが、
気づけば2,000日を超えていたのだ。


続かない人の共通点

多くの人が、最初から「完璧」を目指す。

・毎日30分やろう
・1000文字書こう
・腕立て50回やろう

でも、それは「理想の自分」だ。
現実の自分ではない。

現実の自分は、疲れるし、怠けるし、面倒くさがる。

だから、続かない。

続けられる人は、最初からこう考えている。

「どうやったらサボっても続いたことになるか?」

ここが、決定的な違いだ。


今日からできる5つの対策

もしあなたが「続けられる人」になりたいなら、
この5つだけ意識してほしい。

① ハードルを“異常なほど”下げる
→ 1行、1分、1回でOK

② やる気に頼らない
→ 気分が悪くても同じことをする

③ 完璧を捨てる
→ 70点で十分

④ 記録を残す
→ 「続いた証拠」を見える形にする

⑤ 自分を責めない
→ サボったら、また戻ればいい

たったこれだけで、人生は静かに、でも確実に変わり始める。


まとめ

三日坊主は、才能の問題ではない。
あなたの「設計ミス」だっただけだ。

もし今日、何かを始めようと思ったなら
こう考えてほしい。

「完璧じゃなくていい。1行だけでもやろう。」

その1行が、
半年後、1年後、あなたの人生そのものになる。

そして気づくはずだ。

「あのとき、やめなくてよかった」と。

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