皆さんはターゲットを定める上で、STP戦略という言葉耳にしたことあるのではないでしょうか?
本日はSTP戦略の大どんでん返しということでやって参ります。
前回の記事(セグメント解説)と合わせて読んでいただくとより理解が深まります。
また、この記事を通して事業において最低金額で最高のパフォーマンスを発揮できるだけでなく、例え今回のコロナウイルスのような影響を受けた場合でも、容易に軌道修正ができ負けない事業を作ることができるようになります。
それではやって参りましょう。
STP戦略はもう時代遅れ
結論からいうと、今の時代はTSP戦略です。
なぜターゲットを決めることが先なのか?
何故ならターゲットとは
そのセグメント区分を選ぶ根拠を示すための要素
だからです。
ex) 美容院市場をカラーというセグメントに切り、その市場を更にターゲットを絞るという行為は更にセグメントを切ることと同等のことです。
つまり、STP戦略は非常に不効率でありTSP戦略が今の時代に沿ったフレームワークであるということです。、
以上の事から、先にターゲットを選定しろ!ということですが、どのようにターゲティングをしていけば良いのでしょうか?
答えは
不を見て、仮説立てと検証をすること
です。
仮説立てと検証?
そうです。前日に記述した4つの変数(地理変数、人口変数、心理変数、行動変数)に基づき、仮説立てと検証を行うのです。
そしてここで注意点があります!
その市場がどのようにして成り立っているか?に注意して観察してください。
その注意点は三つあります。
その市場はどこ(エリア)にあって、誰(顧客)によって形成され、誰(競合)が満たしているかの三点です。
「よし、これは分かった。ターゲティングしよう!」
おっと、待ってください。
そこには大切な6つの基準があります。
今回はターゲット6Rの原理と呼ばれる、新規事業や軌道修正をするにあたって非常に重要なフレームワークのうち、特に重要な3つを厳選して解説します。
Realistick Scale (市場規模)
→ マーケットの規模を表す指標です。
今現在、その市場にお金を払う人はどのくらいいるのか?
Rate of Growth (成長性)
→ 市場の成長率を表す指標です。
今現在、そこに市場がなくても、これから○○ができる。
Rival (競合状況)
→ 競合となる企業や商品、サービスなどがどれくらいあるのか?という指標です。
今現在、競合はどのくらいあるのか?
以上三つを見極めて、ターゲティングをしましょう。
いかがでしょうか。
フレームワークの重要性が分かったのではないでしょうか。
ぜひ、今日から自身の店舗でも実践してみてください。
それでは。