[ TED Talks ]ジュリアン・トレジャー:「人を惹きつける話し方」
この記事を読み終えた後のあなたは
目的に相応しい環境で力強く話すことができるだけでなく、
全ての環境を音を意識してデザインできるようになります。
あなたが相互理解が当たり前の環境を作り出すことができる
そんな世界があなたを待っています。
それではやっていきましょう!
話しているのに、誰も聞いていない。
という経験。
WHY?
そこには悪しき習慣があるから。
ジュリアンさんはこう述べます。
「 話者の7つの大罪 」
①「 うわさ話 」gossip
→その場にいない人の悪口を言うこと。数分後の対象はあなた。
②「 批評 」judging
→聞いている自分が批評の対象となり、ダメ出しされるから。
③「 ネガティヴ 」negativity
→後ろ向きだと聞くに耐えない。
④「 不平 」complaining
→不幸を撒き散らすだけ。
⑤「 言い訳 」excuses
→責任転嫁。他人に責任を擦りつけ、自身が責任を負わない。
⑥「 脚色・誇張 」lying
→「可愛い」と連発すると言葉の格を落とす。誇張は嘘につながる。
⑦「 独善的 」dogmatism
→事実と意見を混同すること。自分の意見をさも事実かのようにぶつけても意味がない。
ここで自分に当てはまる事項が多くても、大丈夫です。
この悪しき習慣を避け、前向きに取り組む方法があります。
話に力を与え、世界を変えるために立脚すべき4つの強力な礎
「 H A I L 」
HAIL To greet or acclaim enthusiastically
「 熱烈に歓迎し称賛する 」と言う意味。
→この4つを拠り所にして言葉を届けると、熱烈に歓迎し称賛される。
Honesty ( 正直さ ) be clear and straight
→真実を話し、率直に明快であること。
Authenticity ( 素直さ ) be yourself
→ありのままであること。「 自ら真実に立脚すること 」
Integrity ( 誠実さ ) be your word
→自らの言葉のまま。有言実行し、信頼される人物になる。
Love ( 愛 ) wish them well
→皆の幸せを願う愛。そこには二つの理由がある。
①絶対的な正直さが全てではないから。愛で和らげれば、正直さは素晴らしいものになる。
②本当に誰かの幸せを願えば、その人を批評することが難しくなるから。
この HAIL を意識して言葉を届けよう。
何かを言うということは、古い歌にもある通り
内容とともに伝え方も大事
皆さんには素晴らしい道具箱がある。
その箱を開け話す力を高めよう。その箱の中には
「 喉 」と言う楽器がある。
楽器の6つの奏で方。
register ( 声域 )
→声を出す場所。重みを加えたいなら胸から出す。
実際に低い声の政治家に投票すると言う事実もある。
why?人々は深さを力や権力と結びつけるから。
timbre ( 声色 )
→声の質感。研究によれば豊かでなめらかで温かみのある声が好まれる。
ジュリアン先生はホットチョコレートのような声だと述べている。
息づかいや姿勢練習によって声質を改善できる。
prosody ( 韻律 )
→抑揚や言葉に意味を添えるメタ言語で、これこそが会話の醍醐味であると先生は勧めている。
*疑問文ではなく意見なのに文末を上げる話し方
→これを繰り返してしまうと、韻律を使って意思疎通を図ることができなくなってしまう。
pace ( 速さ )
→速く話すと興奮しているように聞こえ、ゆっくり話すと強調できる
沈黙には凄い力がある。「えー」「あー」は使わずに意識的に使う。
pitch ( 音高 )
→感情の高ぶりは普通はピッチとテンポで表現するが、
実はピッチだけでも可能。
volume ( 声量 )
→声量によって興奮を表すことができ、静かに話すと注意を引き付けられる
これらのツールを上手く活用することで、プロポーズやスピーチの際に成功する確率がぐんと上がります。
そして人前で話すとき、声の準備体操をすると全く違います。
動画を見た方が適切ですので、下記URLからお願い致します。
はい!「人を惹きつける話し方」でした。
以上を踏まえ継続していくと、
目的に相応しい環境で力強く話すことができる
全ての環境を音を意識してデザインできるようになる
あなたが相互理解が当たり前の環境を作り出すことができる
と言うことです。
ジュリアン・トレジャー: 人を惹きつける話し方https://youtu.be/eIho2S0ZahI
これを意識して日々の言動や音を奏でることにより、人生がより豊かになります。
ありがとうございました。1日1日を大切に。