「本を読みたいのに、気づくとスマホを見ている」「買った本が積んだままになっている」——読書は、始めるのは簡単なのに、続けるのが難しい習慣のひとつです。
文化庁の調査(令和5年度「国語に関する世論調査」)では、1か月に本を1冊も読まない人が6割を超えています。読書が続かないのは、あなただけではありません。この記事では、習慣化の考え方を使って、読書を無理なく続ける7つのコツを紹介します。
この記事のポイント
- 目標は「1日1冊」ではなく「1日1ページ」
- 読む時間と場所を先に決める
- 途中でやめてもいい。合わない本に時間を使わない
読書を習慣にする7つのコツ
7つのコツ早見表
1. 目標は「1日1ページ」
最初から「毎日30分」「月に5冊」と決めると、忙しい日に崩れて、そのままやめてしまいがちです。本を開いて1ページ読めばOKにしましょう。始めてしまえば、意外と数ページ読めるものです(2分ルール)。
2. 読む時間と場所を決める
「時間があったら読む」では、時間はなかなか生まれません。「電車に乗ったら本を開く」「寝る前にベッドで10分」のように、今ある行動とセットにします(if-thenプランニング)。
3. 本を「見える場所」に置く
本棚にしまうと、存在を忘れます。机の上、枕元、カバンの中など、目に入る場所に置いておくだけで、手に取る回数が増えます。
4. スマホを遠ざける
読書の一番のライバルはスマホです。読む時間だけは、スマホを別の部屋に置くか、通知を切っておきましょう(スマホ時間を減らす習慣)。
5. 読みやすい本から始める
最初の1冊は、薄くて、興味のあるテーマの本がおすすめです。分厚い名著に挑戦して挫折するより、読み切れる本で「読めた」という経験を積むほうが続きます。
6. 途中でやめてもいい
「最後まで読まなきゃ」と思うと、つまらない本で止まってしまいます。合わないと思ったら、次の本へ。読書を続けることのほうが大切です。
7. 読んだ記録を残す
読んだ日にカレンダーに○をつける、読んだ本のタイトルと一言の感想をメモする。続いている自分が見えると、それ自体がモチベーションになります(無料の週間習慣トラッカー)。
電子書籍とオーディオブックも使う
紙の本にこだわる必要はありません。
- 電子書籍:スマホで読めるので、いつでも持ち歩ける
- オーディオブック:通勤中や家事の間に「聴く読書」ができる
自分の生活に合う形を選べば、読書の時間はぐっと作りやすくなります。

まとめ
- 目標は1日1ページ。小さく始める
- いつ・どこで読むかを決め、本を見える場所に置く
- 合わない本は途中でやめてOK。記録して続いている自分を見える化する
最初の1冊に迷ったら、習慣化のおすすめ本4選もどうぞ。
参考:文化庁「令和5年度 国語に関する世論調査」